SMAPっていなくなっちゃうんだなぁ
SMAP解散から考えること。
別にSMAPが特別好きな訳じゃないけど、それでもやっぱりジャニオタだからTLにファンじゃなきゃ知らないネタはながれてくるし、それ以前に一般人として日本人としてそれなりにSMAPという存在のことは分かってる。そのくらい大きかったんだよね。存在が。
どんな事情があったにしろ
残った事実は『解散』ということだけ。
喧嘩してても独立したとしても特に理由はなくても、解散という事実だけは変わらない。私たちの前から、SMAPの未来はなくなる。
前回もかいたんたんだけど(君がいなくなった世界と私がいなくなった世界 - 愛しのセンターほくろさん )やっぱり私たちには真実を知る権利というものはそもそもない。未来を進む彼らの出した答えをあとから辿るだけ。そのプロセスを知ることができたらラッキーで、普通ならそこは会費には含まれていない。
「さよなら。」と言えば君の傷も少しは癒えるだろう?(SMAP/オレンジ)
まさに、これすぎる。と私は思った。理由はが分からなくちゃ納得できない。つらいことに直面したとき、わたしたちは誰かのせいにしなくちゃその衝撃に耐えられない。立ち上がれない。いろんな理由で自分を納得させようとするけど、すぐにそれは憶測でしょうとまわりから潰されて、自分で背負わなきゃいけなくなる。そこから立ち上がるのにどれだけエネルギーがいるんだろう。
こんなふうに真剣に考えてしまうほど、ジャニーズは人の心に絡みついている。わたしもしがみついている。そして、グループでいてくれることはそれだけで価値がある。
私はじゃんぷが大好きだからこれからだれも欠けて欲しくないと思うし、ずっとジャニーズでいて欲しいなぁ。でもそんなことだれも約束してくれなくて、もしかしたら楽しみにしてる次のコンサートには圭人くんがいないかもしれない。いきなりメールだけで「来ません」って言われておわりかもしれない。そんな怖いことが起こるなんて考えたくないけど、絶対なんてないから、永遠なんてないから、と言い聞かせることしかできない。でもどんなに後悔しないようにしたって、あるはずだった未来がなくなったときにつらくなくなるわけじゃない。分かりやすい絶望だけが待ってる。変わらないものを好きになっていたらこんな恐怖ってないのだろうか。でも同じくらいの楽しさや愛しさはあるのだろうか。現実そうなったら、なくなってしまった未来を想像しながら、わずかに残った目に見える過去と、頭の中の膨大な過去を反芻して生きていくのだろうか。
脆くて儚いものを愛してしまった。
それでも好きなのはやめられないんだから仕方ない。
ファンにはなにもできない。大事なときには、なにも。それを実感したなぁってはなし。